Cusco
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Desert Island (1981)

クスコはマイケル・ホルム Michael Holm とクリスチャン・シュルツ Kristian Schultze によるエレクトロニック・ユニットで、名称はインカ帝国の古都に因んだもの。マイケル・ホルムは、1979年の南米旅行を機に活動をスタートさせ、本作はそのファーストアルバム。サウンドはシンセ重視ながら、リズムセクションはバンド形式で、南米フォルクローレ調のメロディは、一連の電気物とは一線を画する温かみがある。1980年代、ポスト・クラウトロック時代ならではのサウンドだったのかもしれない。

CBS SONY CSCS 5381 - total time : 43.08


  1. Desert Island 3.33
  2. Lampedusa 4.41
  3. Helgoland 3.46
  4. Catalina 4.15
  5. Straits Of Hormuz 4.51
  6. Galapagos 3.51
  7. Alcatraz 4.30
  8. Hokkaido 4.03
  9. Herrenchiemsee 4.52
  10. Ireland 3.48

出たての頃は、けっこう聴いた。当時はニューエイジ・ミュージックとの言葉は無く、地名に因んだ曲名であることから 「サイトシーイイング・ミュージック(観光音楽)」などと呼ばれていた。 しかしながら、曲名は便宜上付けられた印象あり、あまり気にしないで聴くのが良さそうだ。

シンセのアレンジは精密だし、アコースティックギターの刻むリズムも爽快。でも、たまに出て来るハワイアン風ギターは、なんだかなぁ、との感もあり。一部に退屈な曲がないわけではないが、魅力的なトラックも多い。

#1はムード音楽風。まあいいや、という感じでスキップ。

#2はシンコペーションばりばりの、南米風「姫神せんせいしょん」。スピード感たっぷりで、私はけっこう好き。

#3はバラード系。しかし明らかにどこかで聴いたようなメロディ。たまたま同じようになっただけかもしれないが、ハワイアンギターは、ちょっとねー。

#8は、どこが北海道やねん?とツッ込みを入れたくなるが、いかにもCusco風の良い曲です。

#10は地味ながら、叙情的で悲しげなメロディが印象的。


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