Con Brio (1993)

Conrad Schnitzler
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(Spalax 14274)

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作品紹介

フランスのSpalaxレーベルからリリースされている作品は、この「Con Brio」と「Ballet Statique」の2作品だけのようである。コンラッド・シュニツラーは「ベルリンの狂った天才」との異名をとるそうだが、当時のもともと狂ったようなジャーマンロック・シーンにおいて、なおも「狂った天才」と呼ばれた経緯は何か、とても興味深いところである。(現状、これといった情報はない。。)

この作品には、「狂った天才」という言葉の通り、一筋縄ではいかないような楽曲群がたっぷり収録されている。それでいて、なごやかで明るい雰囲気に包まれている。サウンドは電子音楽からパーカッション主体のもの、ピアノ曲、セロ?やオーボエ?などをフィーチャーしたクラシカルなサウンドまで、実に多彩だ。ただし節回しは、かつてのNHK FM「現代の音楽」にてオンエアされた楽曲に近い。これを「チェンバー」と呼ぶそうだが(違ったらゴメン)、こんなの聴けないよーって方も多いだろう。筆者は平気ですが(笑)

本作は、「Con Brio」「Divertimenti "Con Alcuna Licenza"」「Klavierstücke」という3つの組曲が収録されているが、大作指向のメドレーにはなっていない。似たような曲が多いので、いつのまにかトラックが進んでいるという感じだろうか。
ピアノ曲は、名演「Con Repetizione Part 1」に近い音楽だが、本作では決してミニマルで続いていかない、というのが特徴である。この音源は自身で入手したものではなく、ある方にご提供いただいたものに基づいてレビューを作成いたしましたので、ご了承ください。

All Titles Composed by Conrad Schnitzler

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収録曲目

Track Time Title
1 - 6 4:58
3:06
3:50
4:20
3:53
4:24
Con Brio
1) overture
2) gigue
3) kadenz
4) martellato
5) fete champetre
6) en ballade
7-15 2:11
3:27
3:38
2:28
1:14
1:54
3:04
2:39
2:56
Divertimenti "Con Alcuna Licenza"
7) garbato
8) ernsthaft
9) affannato
10) lacrimoso
11) sfogato
12) gefühlvoll
13) lamento
14) concitato
15) finale maestoso
16-20 3:14
4:15
4:10
5:16
6:07
Klavierstücke
16) etüde II
17) scherzo n1
18) schalkhaft,schelmisch
19) ungedulgig,romantisch
20) die kleine sekunde
Total 71:04

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曲目紹介

Con Brio(生気をもって)
のっけから、トントコトントンというリズムに「現代音楽」の不協和音的フレーズが次々に加わっていく作品。リズミカルなのでシリアスな雰囲気でなく、あくまでもコミカルだ。全パートで、似たような作風になっている。x曲目はピアノ曲。5曲目はお祭り囃子のようである。6曲目はこの組曲で(というかこのアルバム全体で)唯一、叙情的な美しいメロディが聴けます。
Divertimenti "Con Alcuna Licenza"
ここからは軽快なリズムが無くなって、より「現代音楽」に近い演奏が淡々と続く。
Klavierstücke
これも似たようなものですが、ピアノ曲が目立つ。ラストの演奏も聴き所です。

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ジャケットについて

Cover Picture :
Raoul Hausmann(1886-1971)
L'Esprit de notre temps (Tete Mecanique) 1919-1920
まぁ、何だかよくわからない。

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Con Brio
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