KLUSTER
[末尾]


Klopfzeichen (1971)

本作はクラスターClusterの事実上の1stアルバムで、グループ名を「Kluster」としていたことから通称「Kのクラスター」と呼ぶ。メンバーはコンラッド・シュニツラー、ディーター・メビウス、ハンス・ヨアヒム・ローデリウスの3人。 実質的な創始者は、シュニツラーであるといえる(インタビュー参照)。 タイトルは「ノック符号」という意味。

[Track List]

Think Progressive
TPCD 1.807.029
Captain Trip
CTCD-128

Track List :
  1. Part 1 (23:31)
  2. Part 2 (21:34)
  3. Cluster & Farnbauer Live at the Wiener Festwochen Altarnativ 1980 (15:56)
[Listening Report]
Konrad Schnitzler :
Dieter Moebius :
Hans Joachim Roedelius :

Engineer : Conrad Plank
Recorded 1970/12/21

演奏内容は電子音楽ではなく、現代音楽に近いインプロビゼーション。「演奏」というよりも、「楽器を鳴らす」感覚。弦を弾くようなリズミカルなビートに、エフェクタを多用した音響が加わり、漂う感覚が心地よい。「Part1」では姉ちゃんの、やや攻撃的なドイツ語MCが加わる。「Part2」はインスト。「Part1」の方が、ノリが良い。
MC収録は、レコード制作のための条件として提示されたもので、教会での「お説教」のような内容らしい。ややウルサく感じる音量バランスだ。

ボーナストラックのライブ#3はイギリスのYHRからリリースされたカセットで、これも現代音楽に近い。「15分で時間切れ終了」と言わんばかりに、いきなりフェイドアウトする。

オリジナルのジャケットは、プラスティックのレリーフを埋め込んだ特殊仕様で、完全な形で保存されているものは非常に少ないといわれる。以降、デザインが何度か変更され、現在では残念ながら見所の無いものになってしまった(ただしメビウスによるデザインだ)。このアイテムはCaptain Tripが輸入したドイツ盤。

このCDは、シリアル・コピー・マネージャが掛けられている。オリジナルCDであるにもかかわらず、子コピー相当だ。いわゆるコピーコントロールCDの一種といえる。原則、音楽用CD-RやMDへのデジタル録音は出来ない。


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EXIT