Harmonia
[末尾]


De Luxe (1975/08/20)

グルグルのノイマイヤー(ドラムス)がゲスト参加し、全般にバンド・アンサンブルっぽくなっている。前作に比べて、音質は格段に向上。一方で、宅録風のマニアックさは後退し、非常に楽天的なサウンドになった。「プログレッシヴなんて、どこ吹く風?」と微笑んでいるかのよう。

この流れは本作までで、Cluster名義の次回作 "Sowiesoso" や、ブライアン・イーノとの共演による発掘音源 "Harmonia '76 / Tracks & Traces" では、内省的なアンビエントが主流になる。
[Track List]

Brain / Polydor
POCP-2388

Track List : 42.01
  1. De Luxe (Immer Wieder) 9.42
  2. Walky-Talky 10.42
  3. Monza (Rauf Und Runter) 7.07
  4. Notre Dame 4.15
  5. Gollum 4.38
  6. Kekse 5.35
Michael Rother : g, kb, vo
Hans Joachim Roedelius : kb, vo
Dieter Möbius : synth, conga, nagoja harp, vo
Mani Neumeier (Guru Guru) : ds
Produced by Harmonia & Conrad Plank

[Listening Report]

#1は、Autobahn に対するアンサーソングのような、明るいエレクトロ・ポップ・ナンバー。メビウス、ローデリウス、ローター、みんな揃って歌ってます。歌詞は「昇ったり降りたり、行ったり来たり...」という、とてつもなく他愛のないもの(ライナー参照)。#2は、緊張感のあるミニマルでスタートするが、楽天的なセッションに移り、海浜リゾート的なイメージ。裏表紙の写真が物語っているようだ。ノイマイヤーのドラムが躍動感を与えている。#3は、前半はアンビエント、後半はDe Luxeの別アレンジ(歌詞もたぶんそのまま)でパンク調。#4は、シンセによる印象的なリフとアンビエントを組み合わせたような、不思議な展開を持つ曲。以降、レビュー予定。


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