Manuel Göttsching
Live at Mt. Fuji (2007)

MG.ART 305 - total time : 72.32


  1. Sunrain 14.50
  2. Saint & Sinner 9.53
  3. Trunky Groove 14.43
  4. Zerfluss [Die Mulde] 19.52
  5. Shuttle Cock 13.14

2006年4月29日、富士宮市で行われた野外フェスティバル"PRISM"でのライブ音源。 このCDはミュージックマインが発売した国内仕様盤 (IDCQ-1001) である。

一応ライブ録音だが、超クリアで美しいサウンドは、スタジオ録音と思えるほど。 観客の声も一切入らず、臨場感は皆無。 しかし、過去のライブアルバムでは、取って付けたような拍手が邪魔と感じていたので、 この編集は英断だったと思っている。

Ashra名義の代表曲、#1は冒頭からクリアなシーケンスでスタートする。 原曲のイメージそのままに、新曲として楽しめるアレンジかもしれない。 強いダンスビートを排して、軽やかに舞うようなトランス感。 特徴として序盤にブレイク、終盤にスローダウンする部分がある。 New Age Of Earth から。

#2はマターリとしたラテン系。 パーカッションとブラスシンセ、そしてエレキギター登場。 黄昏た空気が流れる。 Concert for Murnau から。

#3は新曲だろうか? YMOのシムーンをアップテンポにしたような曲。 シンセサウンドとギターソロが入れ替わり、 ミニマルなリフレインを重ねながら、次第に壊れていく様を目の当たりにする。

#4は、名曲 Die Mulde を約20分に圧縮した作品。 序盤の3パートは駆け足で進んでいく。 フィーチャーされるのは後半のZerflussで、サンプル音、電子音、シーケンスによるリズムトラックが網の目のように絡む。 そしてメロディアスなシンセソロから伸びやかなギターソロに引き継がれる。 最後はコズミックサウンドの中に消えていく。

ラストはリズミカルなダンスナンバー。 原曲のイントロ・シーケンスが続いていき、主旋律は現れずにギターソロ。 そのままサビにつながってフィニッシュする。 Blackouts から。

初回プレスCDには、コンサート映像を収録したDVDが付属する。 映像作家Kinga とのコラボレーションで、コンサートとは直接関係ないカットも多い。 このDVDには「今後発売されるビデオソフトのサンプル」と印刷されており、 各曲カットイン気味に始まり、3分でカットアウトという代物である。 少なくとも大枚はたいて入手すると泣きを見る。 このビデオはオフィシャルサイトから直販されている(Postcards from Japan, 未入手・未視聴)。 トラックリストを見る限りでは、細切れなドキュメンタリー・タッチのようだが、いかがでしょう?



Sunrain
Saint & Sinner


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