Ashra
[末尾]


Blackouts (1977)

名盤 New Age of Earth から、1年後の作品。シンセサイザ、リズムマシンを駆使しながら、ゲッチングのギターが復権している。サウンドのクオリティや曲の完成度においても、前作を超えたと言えるだろう。

本作と、続くCcorrelations、Belle allianceはVirginからリリースされ、CD化もされていたが、廃盤。長期にわたって入手困難だったが、2002年春、仏Spalaxレーベルから遂に再リリースされた。ここに掲載したCDは、Virgin盤。
[Track List]

Virgin
CDV 2091

Track List : 47.04
  1. 77 Slightly Delayed 6.50
  2. Midnight on Mars 6.56
  3. Don't Trust The Kids 3.14
  4. Blackouts 4.36
  5. Shuttle Cocks 8.31
  6. Lotus Parts I-IV 16.55
Manuel Göttsching:guitar,keyboards,sequencer
Recorded September 1977, Berlin

[Listening Report]

77 Slightly Delayed(77年、少しばかり延期)
ステップするような軽やかなビートと、多重録音ギターによるあまりに美しいフレーズが気持ち良すぎる作品。エンディングも、ビシッと決めています。
Midnight on Mars(火星での真夜中)
消え入るような電子音とリズムマシンに乗って、またしても美しすぎるギターソロとキーボード群との掛け合いでクライマックスを迎えます。
Don't Trust The Kids(子どもたちを信頼するな)
Blackouts(停電/暗転)
この2曲は完全にメドレーで、リズムとフレーズが共通です。非常に歯切れの良い、かっこいいテクノナンバーで、主役はもちろん、多重ギターです。私はこれを1曲とみなして聴いており、Don't Trust〜は主題、Blackoutsはサビの盛り上がりかな。電子音にかき消されるように終了。
Shuttle Cocks(バドミントンの羽根)
アップテンポなリズムマシンに乗って、美しすぎるギターと、、、なんだか同じような紹介になってしまいますが、このトラックは何だか性急な印象を受けます。
Lotus Parts I-IV(ハス)
やはりリズムマシン、シーケンサ、ギターとうことになりますが、これまでのトラックとは、音的にちょっと異なるような。もしかしたら、前作「New Age of Earth」に近いのかもしれません。

なお、Spalax盤は「音よれがひどい」との情報あり、注意が必要だ。Virgin盤では#6に若干の音よれがあるが、その他は、ほぼ問題ない。

Jacket sample

Cover: Mike Noome/Splash Studio
ギターを前面にアピールしたデザイン。裏表紙もオリジナルに基づくもので、「やっぱり俺はギタリストだぜ。」と言ってるみたい。文字やバーコードが邪魔。


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