Ash Ra Tempel
[末尾]


Le Berceau de Cristal (1975 - 1993)

Recorded: 1975, Berlin, and August 1975 at a concert in Cannes, France
Philippe Garrel 監督による同名映画のサントラとクレジットされている。リイシュー盤か、蔵出し音源なのかは分からないが、名作 Inventions For Electric Guitar から New Age Of Earth への過程を知る上で、貴重な音源といえる。 粛々としたアンビエントが中心で、全般にタラタラしているが、初期ミニマルの興味深いトラックあり、侮れない。

[Track List]

Spalax
14275

Track List : 60.14
  1. Le Berceau de Cristal 14.10
  2. L'Hiver Doux 12.54
  3. Silence sauvage 5.57
  4. Le Sourire volé 6.05
  5. Deux Enfants sous la Lune 6.37
  6. Le Songe d'or 4.25
  7. Le Diable dans la Maison 3.05
  8. ... et les fantômes rêvent aussi 7.08
[Listening Report]

Manuel Göttsching (guitar, Farfisa organ, rhythm computer)
Lutz Ulbrich (guitar, synth guitar)

#1は粛々と流れるシンセ(オルガン?)をバックに、エレクトリック・ギターが空ろに流れるアンビエント。悲しいドラマのオープニングみたいな雰囲気だ。 #2も同じようなもの。聖歌を思わせるオルガンが、ゆったりと鳴り響く。 哀愁を感じるフレーズが繰り返され、あてもなくさまよっているような気分になってしまう。 後半、8分を過ぎると、気だるいギターソロにスイッチされ、より退廃的なムードに。
#3は、脈打つ電子ビートと持続音、シンセ効果を組み合わせたミニマル・トランス。 メロディらしいものは皆無で新鮮。 #4もミニマル系で、シーケンスとリズムマシンが前面に出てくる。New Age Of Earth の習作といえるかもしれない。 #5はエレクトリック・ギターによるミニマル・アンビエント。即興演奏だろうか、ディレイ・エフェクトをループのように使い、浮遊感たっぷりの仕上がりである。
#6からは、空ろで動きの少ないアンビエントに戻る。 #7は、このアルバムではアヴァンギャルドな作品で、唸るギターが深いエフェクトを伴って炸裂する。 #8もシンセ・オルガンによるアンビエントで、厳かに締めくくられる。

inner photo

スリーブに解説が記されるものの、全てフランス語なので読めません。写真はゲッチンさんとウルブリッヒさん。


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